くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳ーPersistence makes me.

最も女性に勇気をくれる映画だと思った。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』

今晩の金曜ロードショー宮崎駿監督のハウルの動く城

風の谷のナウシカ天空の城ラピュタもののけ姫、などなど宮崎駿監督が原作を手掛けた作品はもちろん素晴らしいのですが、原作が別にありながらこの映画いい!と思わせられるのもまた監督のすごいところ。

原作も読んだのですが、個人的な好みとしては宮崎駿監督が描いた『ハウルの動く城』の方が好きだったりします。

 

全ての作品が定期的に見たくなるのですが、他の作品が色々考えさせられる、再思考のためにみたくなるのに対し、『ハウルの動く城』だけは"なんだか勇気づけられたい"みたいな気持ちになりたいときに観たくなります。

それは仕事に疲れたときに観たくなる『LIFE!』とか、

仕事のモチベーションを上げたいときに観たい『プラダを着た悪魔』、

とにかくじっくり映画そのものを楽しむというより、フランクに映画の雰囲気だけ楽しむだけでも、と思ってしまう作品です。

 

★最も女性に勇気をくれる映画

ハウルの動く城』は私の中で、全ての(特に日本人女性)女性に勇気をくれる映画、という位置づけです。

冴えない女の代表格みたいなソフィー。真面目でコツコツ型の女の子が、突然老婆になったりするけれど、最後には報われる。(王子に求婚されるチャンスもあるも断ってイケメン魔法使いとハッピーエンド)

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こんな童話のお姫様ストーリーそのもののようなお話がそもそも女子の心をぐっと掴んでくれる訳ですが、他にも要所要所に勇気(と夢)をくれるポイントがあります。

・地味でも真面目に生活を積み重ねてきたからこそ、違う職場(年を重ねてハウルの城)に転職しても仕事(掃除、炊事)にありつけた。

→現実世界でもそうですが、できる人は基本どんな仕事でも大抵できるし、どんな環境でも自分なりに這い上がる力を持っていたりする。(もちろんヤバいときはちゃんと逃げる力も含めて)大事なのは仕事に向き合う姿勢や性根。

・そして超絶イケメンとお近づきになった。

ジブリ内で唯一の"正統派"イケメンだと思っています。もちろんポルコ、ハク様、パズーもイケメンですが、"正統派"は基本この人だけかなあと思っています。声優もキムタクだし。

・しかも最初老婆として出会っているところから、見た目ではなく心で通じ合っている間柄という安心感付き

→これはハウルにも言えるけれど、お互いの醜い部分を晒し合ったからこその通じ合う部分があるっていう、心まで繋がったハッピーエンドってなかなかない。こんな安心感のあるおとぎ話のハッピーエンドってあるんだろうか。

 

驚いているのが、自分が結婚してもなお、ソフィーの成長や思考、努力したことが成果物になっていく過程がとても面白く、爽快で何度でも観たくなる気持ちなること。

ソフィー自身がそれぞれの年代くらいの女性の姿になっているのも関わっているのでしょうかね。いくつになっても女性である限り私はこの映画から、いや、ソフィーからパワーをもらい続けそうです。

アメリカの女性主役の映画がいけいけドンドン系で一つジャンルがあるのなら、日本人女性の努力積み重ね後花咲く系、というジャンルを作ってもいいんじゃないだろうか(笑)ソフィーを見ていると、アメリカの女性主役イケイケドンドン系とはまた違った、生きることへの勇気をもらえるなあと感じます。

 

★ソフィーから学ぶ、「外見は内面の一番外側」という言葉の本質

外見は内面の一番外側の部分。

よく、外見を気にするのは一番最後、内面を磨くことがまず大事、というのは日本の教育のいろんなところに根付いているような気がします。

古いタイプの職人さんの、モノが良ければ自然と売れる。良いものは自然と売れる。という思想なんかまさにそうでしょう。

(奇しくもソフィーは帽子の職人ですね)

だからオシャレなんて一番最後で、真面目に日本人をやっていると高校を卒業するまでまともにオシャレをすることはほぼありません。化粧は顔に塗り絵すんなって言われるし、ピアスやネックレスはもちろんNG。(校則でいろんなことが禁止されているし)

 

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もちろん内面は大切ですし、外見よりも磨くのに時間がかかるのは事実です。

外見は割と資本投資でそこそこ伸びますが、内面は資本投資してもすぐに磨かれる訳ではありません。外見よりは圧倒的に時間がかかります。

 

けれども、その人の人となりは一番細部に表れる、という言葉があるように、外見だってとても大切な部分で、疎かにすべき部分ではないのです。時に外見は、内面にも影響を及ぼします。

物語序盤のソフィーはとても自信なさげです。芯はあっても、一対一の心のぶつかり合い(ハウルとのケンカとか)では、ソフィー自身も自分自身の不完全な部分、芯の弱い部分をさらけ出しています。

人は見た目が9割、という本が以前流行りました。9割とは言わずとも、見た目と中身はそれなりに一致するもの。バランスよく、外見にも気を使うことが自分自身を強くしてくれる方法の一つなんだなあ、とソフィーから学びました。

 

 

最後に、 お約束ですが、我が家の明日の朝ご飯はベーコンエッグになりそうです(笑)

おやすみなさい。