くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳ーPersistence makes me.

チャングムの誓いを見終えて思ったこと・感想

GWに韓国に行ったことをきっかけに、訪れる国の文化を知る為にもドラマや映画をチェックしたいなーという想いをもち、韓国で視聴率63.5%を記録し、その後日本だけでなく、アジア各国でも大ヒットをしたという『チャングムの誓い』を見始め、先日ついに観終わりました。

 

長かったけどかなり面白くてどハマりしました。

根っこは単純な復讐劇&出世物語+身分差がある恋、という感じなのですが、ちょいちょい出てくる、料理人としての心得(仕事への心得)とか、医療とは何か、という思想についてはかなり、「なるほど〜」と考えさせられました。

 

特に自分が心に響いたのは、医女(お医者さん的なポジション)になったチャングムが、王様に言った言葉。

「病は、医官が治すのではなく、自分で予防するものです」

 

この台詞を聞いて、ふとこの本を思い出しました。

そう、ちきりんさんの『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』という本です。

ちきりんさんはこの本の中でリノベについて、

・買い物には、「等価な価値を交換する取引」と「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」がある。

・リノベとか家を建てるという買い物は「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」

・だから相手に一方的に任せているだけでは、いい取引(買い物)にはならない

というようなことをおっしゃっていました。

 

これを読んだ時、リノベ以外にも共同プロジェクト型の取引って世の中たくさんあるけど、ちゃんと認知されて上手く共同できているのって、「結婚式」くらいなんじゃないかな〜と思いました。

(その結婚式もプランナーさんに完全委託する人いるけど、大抵自分が結婚式にやりたいことがあるから、比較的共同プロジェクトになっているパターンが多い気がする)

 

また、弁護士さんへの法律相談(自分が解決したい問題をどう落とし込みたいか)、子どもの教育、雇用(人材屋さんとのやりとり)、などなど、「人」自身が価値の主体になるときって、大体プロジェクト型の案件って言えるのかもしれない……。

なんてことを思考したすぐ後に、

……医女チャングムのこの台詞ですよ。

 

「病は、医官が治すのではなく、自分で予防するものです」

 

ああ、病院(病気の治療)こそ、まさに共同プロジェクトだよなあ、と。

まず予防があって、発症した際にはお医者さんは知識をもとに診断結果とその対処方法は教えてくれるけど、病気と闘うのは基本的に自分だものねえ。

 

医女チャングムは、王宮にいることから色んな誘惑もあるのを、悩みつつも結構はっきり(王族の命令に背いて殺されるリスクを背負いながら)自分の道をまっすぐ貫いた女性だったのですが、そういう判断は自分が生きていきたい道をはっきり認識しているからこそできることだし、だからこそ、彼女のこの自立した台詞が違和感無く彼女の言葉として身にしみるんだろうな、と思いました。

 

いろんなことに対して、ちゃんと自分の意思をはっきりもつこと。

当たり前なようでいて、うっかり疎かにして楽な方に流れそうになるご時世だけど、流されずにちゃんと考えて生きていきたいな、と改めて思いました。

 

おやすみなさい。